2012年12月29日土曜日

JMRI による 東海道貨物線 鶴見の再現

JMRIのPanel Proで、どうしても東海道貨物線の要である鶴見駅を再現したくて、作成してみました。横須賀線と京浜東北線は、とりあえず省略しております。

東海道貨物線、品鶴線、高島線が交わるこの場所は、いつも旅客線から眺める未踏の地であり、貨物線の大動脈の結節点であります。

配線図を引いただけで、ルート機能や、信号設備は全く設置しておりませんので、単にポイントを切り替えるだけという状態ですが、実際の線路を模して作成するというのは、なかなか面白い作業です。

配線図を作成するにあたり、下記のブログを参考にさせて頂きました。
貴重な資料や写真が豊富で本当に素晴らしいブログです。

懐かしい駅の風景 ~ 線路配線図とともに : 鶴見配線図

懐かしい駅の風景 ~ 線路配線図とともに : 鶴見 2009/12/12

線路巡礼♪ 鶴見信号所


保存したパネルを読み込むと、、、ポイント全てに(?)マークが付きます。
読み込んだ時点では、ポイントが定位なのか反位なのか不明の為、(?)マークがつきます。

ポイントを一つ一つクリックしていくと、(?)マークが消えますが、
それではとても大変なので、一気に(?)マークを消す方法を実践します。


パネル読み込み直後



こちらの記事で紹介した 解説書のPart 2の最後に方に解説されています。
まず、ポイントやセンサーを全てセットするルート機能を作成します。
次に、そのルート機能を起動させるボタンを設置します。
この写真では、右上に設置しました。
「Start Up & Reset」 というボタンです。

Start Up & Reset 起動直前



このボタンを押すと、ランプが点滅し、全てのポイントが 定位に設定されていきます。
( 定位に設定されるように、ルート機能を作成しました)


Start Up & Reset 機能稼働中



「Start Up & Reset 」完了直後。
品鶴線と東海道貨物線の横浜羽沢方面がつながっています。


品鶴線 - 横浜羽沢ルート


東京側のポイントを2つ切り替えて、東京(タ)と横浜羽沢方面のルート設定。
ダブルクロスの表示方法が、好きではないので、作り替えようと思います。

東京(タ) - 横浜羽沢ルート



次は、横浜羽沢ルートがリフレッシュ工事で利用出来ない場合を想定。
東海道旅客線を迂回してきた貨物列車を、鶴見駅の横浜側で貨物船に転線させるルートを設定します。上下線の両方が同時に転線するような事はないと思いますが、そのようなタイミングがあれば面白いですね。


東京(タ)- 東海道旅客線 迂回ルート

最後は、機回し・折り返し運転です。
尻手短絡線の容量オーバーの為、東京(タ)- 鶴見 - 新鶴見 ルートを走行するパターン。
東京(タ)方面から、  貨物2番線に到着。着回しをして、品鶴線に抜けているルートです。
機回しのルートは省略しました。


東京(タ)ー 貨物2番 到着

貨物2番 - 品鶴線 出発

単なる画像だけではわかりにくいかと思います。
ゆくゆくは動画等で紹介できればと考えています。


DCC化されたポイントでお座敷レイアウト

念願のポイントがDCC化されました。
これで、お座敷レイアウトにおける配線がとても楽になる!と、ウキウキしながら、お座敷レイアウトを構築しました。

一部屋を使ってさっそく線路を敷設しました。


部屋をめいっっぱい使って、S字カーブ・ヤードを設置。
そして、ポイントの配線がいらないので、ポイントを遠くに設置しても全く問題ありません。
線路電源を投入すると、ポイントの開通方向の標識灯がひかります。
現実の線路にこのような灯火はありませんが、
鉄道模型の楽しみ方としては、とても楽しいものだと思います。



さっそく、DCC化した DD51で試運転を開始。
むやみやたらにポイントを切り替えて、ひたすらDD51の構内運転(?)を繰り返します。

暗い場所や、遠くに設置してあるポイントも、LED灯火のおかげで開通方向が一目瞭然。
お座敷レイアウトには最適です。



ただし、問題もあります。
ポイントデコーダーの番号をしっかり覚えなくてはいけないということ。
これを解消するための方法を検索するうちに、、、JMRIに出会いました。

DCC化されたカトーのHO 6番・4番ポイント

ホビーセンターカトーに行き、その中にあるカスタムショップにHOの6番と4番のポイントのDCC化を依頼しました。内容は以下の2つ。

・DCCデコーダーの取付
・ポイント用転轍標識灯加工

依頼品が郵送で送られてきたので、さっそく中身のチェックです!
まずは、6番ポイントから。


ぱっと見は変化がないように見えますが、
よく見るとLEDが2つと、アドレス設定用のネジが装着されています。



定位(直線)側のLEDは青です。通電していなくても青色がよくわかります。
反位(曲線)側のLEDはオレンジです。通電していないと透明です。
裏返してみましょう。


LED部分の配線が剥き出しです。
ちょっと心配。この部分はテープ等でカバーをしたくなります。
絶縁テープのようなものはあるのでしょうか?

さらに裏蓋を外します。




大変綺麗に配線・はんだ付けされております。
自分でやったら、こうはならなかったでしょう。

続いて、4番ポイント。





基本的な部分は6番ポイントとまったく一緒です。
裏返してみます。


4番ポイントの場合、配線が剥き出しになっていることはありません。
裏蓋をあけてみます。



6番に比べるとスペースがないため、
配線・はんだ付けが大変そうに思えます。。。

今後のこれを参考に自分でも取付してみようかとも思いましたが、
ポイントの増設はあと数個なので、またお願いしたほうが安心かなと思っています。

2012年12月26日水曜日

カトーカスタムショップによるポイントのDCC化

私にとって、お座敷レイアウトを楽しむ上で一番面倒だと思っている作業は、ポイントの配線を引き回すことでした。

しかし、DCCならフィーダー配線だけで、
あとはの配線はまったくいらなくなるので、お座敷レイアウトにぴったりの仕組み。
しかも、KATOのHOユニトラックには
DCCデコーダーを取り付けることが可能であり、
さらに、LEDを埋め込めば、開通方向が一目瞭然になるとのこと。

これぞ、まさに私が求めている仕組みです。

でも、大きな問題が。
私には、デコーダーをポイント取付技術がない。
LEDを埋め込む技術もない。

でも、需要があれば供給があるものです。
カトーが加工サービスを提供しているとの情報を発見。



リンクはこちら。

http://www.katomodels.com/custom/service/ho/ho_unitrack/ho_ep-550l/mt-preview-4b33c295427d514a70717a1dc6b31d4396ea08ab.html


ということで、このサービスを利用する事にしました。

続く。

最後のDC お座敷レイアウト

ひとつ前のブログで書きましたが、
DCC対応のEF510を購入したものの、
DCCのコントローラーなど全く持っていませんでした。

ですので、EF510には机の上で飾りになってもらい、再度お座敷レイアウトで楽しみました。
2部屋占拠するお座敷レイアウトを設置するのは時間がかかるのと、
敷設したままですと、日常生活に支障をきたすので
とりあえず一部屋ですむこじんまりとしたレイアウトで我慢しました。






S字カーブがあるだけで、かなり楽しく見ることができます。





貨物列車の出発待ちという雰囲気を楽しんでみました。





勝手に、「鶴見信号場」を想像して運転しました。
16番のお座敷レイアウトでも、S字カーブや引き込み線を作れば、十分に走行を楽しめます。

でも、、、すでにポイントの配線はあきらめました。
大した数ではないのですが、ちょっと面倒くさくなってきたのです。

そして、頭の中では
「ポイントも全てDCC化すれば、面倒な配線も少なくなるのになぁ。。。」
と、妄想がどんどん膨らんでいたのです。


DCCとの出会い

2012年の9月ごろから急激に鉄道模型熱が復活。
ネットで色々調べるうちに、20数年前には全く聞いたことのない「DCC」という言葉に出会いました。
YouTubeで動画をみると、機関車から音がでている。。。
カルチャーショックを受けると同時に、
「今から始めるなら、DCCをメインに進めていく」という方針を自分の中に決めました。

そんなとき、KATOから DCCに対応したEF510を発売するというので、
いてもたってもいられなくなり、ホビーセンターカトーに見学に行きました。


説明書きを熟読。


どうしても動きがみたいので、店員さんにお願いしたら、
快くデモ走行をして下さいました。





DCCで動く機関車を”生”でみたのは初めてでしたので、
感動と興奮を抑えきれませんでした。
そして、、、

「在庫もあと1台です」

という、魔法の言葉を浴びせかけられてしまいました。

ホビーセンターカトーではまったく割引もないですし、
割高な気もしたのですが、高まった気持ちを抑えられず、その場で購入。

コントローラーもないのにです。。。

ここから、DCCという魔の世界に迷い込んでしまったのです。


鉄道模型における廃線跡

以前、ホビーセンターカトーに行ってきました。写真でよく見ていた信号機が迎えてくれました。

カタログでよく見ていた信号機

3階では 16番のレイアウトがお出迎え。





運搬できるように、モジュール型のレイアウトでした。

その中で特に注目したのが、廃線跡。

機関庫とホームの間に廃線跡が

この部分がとっても好きになってしまいました。



いつかレイアウトを作る機会があれば、是非真似してみたいです。



2012年12月25日火曜日

JMRI 解説資料 - JMRIサイトにあるリンク集



本家 JMRIのサイトにも JMRI Clinics というページがります。
こちらです。

http://jmri.sourceforge.net/community/clinics/


たくさんのリンクがあり、それぞれに参考になる解説ページ、PDFファイルにつながります。
以前に紹介した解説した資料へのリンクもあります。
是非、参考にしてみて下さい。

2012年12月23日日曜日

16番 お座敷レイアウトが大発展

機関車のみならず、レールもあっという間に増備してしまいました。
家の二部屋を占拠してお座敷レイアウトを構築し、
鉄道模型を走らせて楽しみました。

一気に増殖したレール。


iPhone では列車を止められません。


S時カーブが格好よくて、ずっと眺めていました。


ブルトレと貨物の併走にうっとり。


青ワムさんの曲線美。


ディーゼルと青ワムさんも似合います。

一晩中部屋を占拠して、鉄道模型を堪能しました。
本当に楽しくて、時間が経つのを忘れるほとでした。

しかし、この頃から、面倒くさがりの私の性格がむくむくと顔をもたげてきます。。。
「ポイントの配線が面倒」

ここから、DCCへの道がスタートしたのです。


その後、立体交差も検討したのですが、、、

レイアウトの確認だけで、実現ならず。。。


橋脚を作るのが面倒で諦めました(苦笑)

増備につぐ増備

EF66 購入後、すぐにレールとパワーパックを購入したくなり、、、
迷わず、KATOのDD51のセット品を購入しました。

お座敷レイアウト完成

理解のある嫁に感謝感謝。
しかも、嫁も鉄道模型に興味津々となってきたので
急ピッチで増備を開始しました。

アッというまに複線完成
青ワムさんと24系25形も増備

このころ(たしか2012年の10月くらい)は、毎晩 Yahoo オークションに首ったけ。
夜な夜な欲しい車両を見つけては、出来るだけ安い価格で落札を繰り返し、
その結果、こうなってしまいました。

EH500は二次型が一番好きです

どんどん貯金が目減りしていきます。
やはり、16番の機関車は高額ですね。
自分でも、「ちょっとやりすぎだな」と思いはじめました。。。

が、増備はこの後も続きます。