2013年1月30日水曜日

非常に気になるソフト

非常に気になるソフトを見つけました。

田形システムズさんの各種ソフト

いま私が知りたいと思っている事が全て網羅されているように感じます。


田形システムズさんのWEBサイト



配線略図も作成できたり、、、




実際に列車を走らせるシュミレーションもできるようです。





とっても気になっております。
購入したい気持ちでいっぱいです。

配線略図と連動表:本物から学ぶ

先日、JMRIのPanelProを使って、鶴見駅の貨物線を再現してみました。


再現といっても、まだまだ不完全な再現で本物には遠く及ばないのですが、作成過程におけるロジックの作成はとても勉強になりました。

が、やはり考えれば考えるほど、本物の設計が気になります。
信号制御や列車制御のシステムを再現することは到底不可能ですが、本物の配線略図と連動表を見ることが、とてもいい勉強になっています。

ネットで文献を検索すると、このようなものとか、、、






このようなものとか、、、


このようなものが、、、


この配線略図と連動表をよく理解したうえで、
自分のお座敷レイアウト用のパネルを作ってみようと思っています。
例えば下図のように、、、、



開通している進路を明確に色分けしたり、信号を大きく見やすくしてみたいと思っています。

また、私のお座敷レイアウトには在線検知センサーはないので、在線している部分を赤くするという制御は省いたり、信号制御ロジックも簡単なものだけにするつもりです。


お願い。
CTCパネルのいい見本等ありましたら、ぜひ教えてください。

2013年1月28日月曜日

夕暮れの鶴見線探検

天気がよかったのと、一度いってみたかったので、鶴見線探検にでかけました。
近場にこれだけ興味深い場所だったのか!と改めて感心しました。




信号設備・制御システムに興味が向いてきたため、
今までよりも視点が変わって楽しかったです。










綺麗な両渡り戦。

 







あっちむいてホイをしている、入換標識。





進路指示器に、数字が表示されている時に眺めてみたい。









出発信号機よりも、入換標識の制御が気になる。




安全の為に、さまざまな ”言葉”が並んでいます。
好きです。



中継信号機に進路予告器が。
直進ですね。



場内信号機と進路指示器がたくさん。
見ていて楽しい。





夕暮れ時。











米軍基地。ジェット燃料ですね。



出発信号機と場内信号機。
このような組み合わせもあるわけですね。
さらに、電車線の ATS-P から、貨物線のATS-Sへ。なるほど。



素敵な景色と、素敵な線路。




入換信号機・入換標識が好きです。



2013年1月27日日曜日

JMRI 鶴見駅 両渡りの設定方法

両渡りの設定は、以下の画面キャプチャの通りです。



両渡りなら、全てのポイントのアドレスを同じくしてしまえば、通過 or クロス を簡単に制御できるのですが、実際にレイアウトに繋げた場合に、一気に4つのポイントに電流が流れてしまいます。

それはちょっと怖いので、私は全て個別に制御するようにしています。
ルート設定機能を使うと、ポイント切替え間隔を設定できるので(私は500ms)、徐々に切り替わっていくようにしています。

JMRI 追加アイコンファイル

JMRI 鶴見駅製作途中で、独自のアイコンをいくつか作成いたしました。
JMRIのアイコンファイルは以下ような場所に格納されています。

C:\Program Files (x86)\JMRI\resources\icons


\icons ディレクトリ配下に追加作成したアイコンを格納しています。
ファイルをダウンロードされた方は、念の為確認してください。

作成したアイコンの一部紹介です。



日本型信号機。






入換信号機。停止の時、わかりやすいように、赤色にしてみました。






ブロック。JMRI付属のブロックは長さが短く、不便な時もあったので、長いものを追加作成してみました。また、絶縁ブロックや、レールエンド、等々あります。







両渡りのアイコンがイマイチ好きになれなかったので、新規作成しました。
こちらは、ポイントの設定が4必要になるアイコンです。






複線間隔が狭い場合に必要な、ポイントのアイコンです。







可動ノーズのあるクロスも再現してみました。




JMRI 鶴見駅 完成・ファイル公開

コツコツ続けてきた JMRI の PanelPro を用いた 鶴見駅の再現がなんとか完了しました。
が、進路予告器や鎖錠が実現できていません。
今後の課題としたいと思います。



作成途中で、JMRIの利便性と限界が認識できました。
ただ、その限界の回避方法も見えてきましたし、まだ理解していない機能、使っていない機能が山のようにありますので、その辺も徐々に勉強していこうと思います。

JMRIは本来、DCCをベースとした鉄道模型を動かすためのソフトですから、今回のような使い方は、本来の目的とは合わないとは思いますが、現実の路線を再現してみようとすることで、勉強できたことがたくさんありました。
作成途中、ネットで実際の制御方法を調査し、PDFの論文を読んでみたりして、実際の制御の奥深さを知ることができました。

独自に作成したアイコンファイルとPanelProで読み込むXMLファイルを公開いたします。
アイコンファイルはJMRIのiconsの下に展開する必要があります。

(例)
C:\Program Files (x86)\JMRI\resources\icons の下に
C:\Program Files (x86)\JMRI\resources\icons\MRC として展開して下さい。
この中に、LEDs, signals, tack ディレクトリを設置します。


アイコンファイル

XML ファイル

Google ドキュメントを利用していますので、ダウンロード方法が少々わかりづらいかもしれませんが、リンクをクリックした後に表示される画面の「ファイル」メニューに「ダウンロード」があるかと思います。

ダウンロード出来ない場合には、コメントでご連絡下さい。

2013年1月23日水曜日

JMRI 鶴見駅 ルート設定ボタン 配置中

JMRI PanelPro による 鶴見駅再現も徐々に進んでおります。
現在は、ルート設定ボタンを配置中です。



上図は、東海道 下り貨物線から、場内貨物本線を進行し、東海道下り客線に進入するルートが選択されている状態です。

この状態で、前回の記事で紹介した”標準の簡易信号論理の限界”が表れています。
それは、貨物下り本線の出発第一信号機が黄色(注意現示)になってしまっていることです。
この信号の前方にある、出発第二信号機で、東海道 下り客線への青(進行現示)になっているので、出発第一信号機も青(進行現示)となっていないとおかしいのですが、、、。
この辺は、今回は妥協しております。




ルート設定ボタンに対応するルート設定機能は、JMRIに標準で備わっている機能を使っています。
設定項目の量がどんどん増えていきますが、複雑というよりは、量がどんどん増えています。
それでも、本物に比べたら、鼻くそみたいなものでしょうね(笑)

ルート設定ボタン は押しボタンセンサーとして登録しています。
ボタンが押された場合に、起動されるルート設定機能を追加しています。
ルート設定機能が、関係するポイント(転轍機)を順に変更していきます。

ポイントの変更を監視している、ルート開閉ロジックがルート開閉を別途判別し、
ルートが開いたことを確認できた段階で、ルート開閉センサーを”開”とします。
ルート開閉センサーが”開”になると、対応する信号機の現示が変更されていきます。

と、ルート設定ボタンから、信号機が変更されるまで、様々な処理が絡んでいます。
ルート設定ボタンが押された段階で、ルート開閉センサーを”開”にする方法もあります。
ただ、その場合、ルート上のポイント(転轍機)がルート設定完了する前に、信号機が青(進行現示)になってしまうので、やめています。

と、やりだすときりがなくて、結構大変(笑)です。



JMRI PanelPro パネル

2013年1月21日月曜日

JMRI 鶴見駅 信号機設定機能の限界

SSL: Simple Signal Logic

JMRI では信号機の論理制御をつかさどる仕組みを、SSL: Simple Signal Logic を読んでいます。
日本語では、簡易信号論理 とでも言えばいいのでしょうか。
とてもよく出来ている仕組みですが、限界もあります。

前回のブログ記事でも少し触れましたが、JMRI 鶴見駅でもその限界にあたってしまいました。


左端の赤丸、東海道 貨物線 下り 閉塞信号機1 は その前方にある場内信号機の影響を受けます。影響を与える信号機が4つ。この4つを、SSLに設定したいのですが、設定できる信号機は2つまでであるため、SSLの設定では網羅することができません。
しかたがないので、貨下本への信号機と、貨中1への信号機のみ設定しています。

同様な事が出発信号機にも当てはまります。
上図では、貨下本の出発信号機のみ赤丸で囲ってありますが、貨中1の出発信号機にも当てはまります。

Logix を使えばこの制限は回避できるのですが、Logixでは信号機の現示状態を条件にすることが出来ない為に、Logixの論理演算条件が複雑というより、面倒になりそうで、実装は先延ばしになりそうです。
JMRIの他の機能や設定で回避できないか、のんびり調査中です。

いい方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さい。



JMRI PanelPro パネル


2013年1月20日日曜日

JMRI 鶴見駅 信号ロジックの実装

JMRIによる鶴見駅実装も徐々に進んでおります。
あとは、入替標識のロジックを実装すれば完成です。
実際の鶴見駅では、入替信号機なのか入替標識なのか確認ができていませんが、今回の実装では入替標識にします。



進めるうちに、JMRIの標準機能の限界も見え隠れします。
この鶴見駅を実装するにも、ロジックやスクリプトをゴリゴリ実装しなければいけない部分が数か所あるのですが、今回は目をつぶって、出来るだけ標準機能だけで済ませようと思います。


東海道 客車列車線 上り場内信号機の解説をしてみます。
(この実装方法は私独自のやり方です)


東海道 客車列車線 上り場内信号機には、2つの信号機が存在します。
上図では、右下の赤丸に中にある2つの信号機で、

1:客車列車線をそのまま通過するルートの信号機
2:客車列車線から貨物線に侵入するルートの信号機

です。

信号機の近くに、左向きの三角形と、グレーの丸い記号を設置しています。
これは、信号機を制御するための工夫です。
(JMRIの解説書をよみながら、ちょっと工夫してみた、私の独自の方法です)

1:左向きの三角形について。

これは、対応する信号機が指し示す ルートが開閉しているのかどうかを表すセンサーとしています。水色になっていると、ルートが開いている表します。
上図では客車列車線をそのまま通過するルートが開いている事を示しています。

2:グレーの丸について。
これは、閉塞センサーとしています。仮にこの部分に列車がいれば、グレーの丸が赤い色に変わり、信号機が赤に変わります。

この三角形と丸の記号が信号の赤・青・黄に影響を与えています。
そうして、もう一つ影響を与えているのが、前方の信号機です。

客車列車線への場内進入信号機は、上図左下の赤丸にある出発信号機の影響をうけます。
客車列車線から貨物線への場内信号機は、上図左真ん中にある、貨物線の場内第2信号機の影響をうけます。






上図は、東海道客車列車線 上り出発信号機が赤、場内信号機が黄色になっています。
ちなみに、上り出発信号機が赤なのは、進行方向にある閉塞センサーが列車を感知しているためです(黒に赤丸の記号)




この、東海道客車列車線 場内信号機を制御する為の設定を、上図にしめします。
Protectセンサーには、対象信号機を赤にする為にセンサーを設定します。
私はここに閉塞センサー名(青まる)と、ルート開閉センサー名(緑まる)を記入します。
ルート開閉センサーの制御は、JMRIのLogixを使用しており、関係する転轍機の定位・反位をチェックしています。

Protects信号機は、対象信号機に影響を与える、前方信号機を記入します。
このProtectes信号機の記入欄をみてわかるように、2つの信号機しか記入できません。
この制限が、JMRI鶴見駅の構築において少々問題を引き起こしております。
その件について、別途ブログアップします。



このパネルの稼働例。
東海道 客車列車線 上りのポイントを一か所変更すると、下図のような動きとなります。



JMRI、PanelPro