前回の記事の続きです。
Signal Groups を設定するには、Signal Mast 以外に、事前に ”信号機”の設定しなければなりません。ここでいう信号機とは、赤・黄・青 の主信号機の事ではなく、進路指示器に相当するものです。例えば、こちらのページにあるこの写真の下の数字を表示している部分のことです。
JMRIの解説ページもありますので、見てみましょう。
http://jmri.sourceforge.net/help/en/package/jmri/jmrit/beantable/SignalGroupTable.shtml
上記、解説ページから抜粋した図をご覧ください。
黄色を現示している信号機の上に、進路が示されています。Signal Groupでは、この進路指示器を信号機として、設定しなければなりません。
この図のように、6つの進路がある場合には、6つの信号機を設定します。
考え方としては、一つの信号機に6つの表示がある、ではなくて、方向一つについて、一つの信号機をわりあてる、ということです。6つの信号機の一つ一つは、一つの進路しか指示できない、ということになります。
(この図は、直進、つまり通過以外に、6つの進路があるという考えて作られています)
私のテストケースでは3つの信号機をセットしました。
それぞれの、信号機の設定は図をご覧ください。
信号機としては、Single Outputを使っています。
理由は、、、これでうまく作動したからです(笑)という、なんとも非論理的な理由です。場当たり的ともいいますね。得意技です。
分岐番号には、パネルには割り当てない仮想分岐を設定しました。
これも試行錯誤の結果です。ですが、本来の使い方ではないような気がしています。
「Lunar」 と「消灯」 の設定ですが、対応する進路が開いた時には「点灯」させ、それ以外は「消灯」させる、という設定にしています。
進路指示器なら、この設定でうまく動いてくれるはず、と思っています。
3つの信号に割り当てた「図柄」です。単純にデジタル数字表示を選びました。
テストですが、簡単な設定でいきます。
信号機 IH1 には 数字の「1」、信号機 IH2には数字の「2」、信号機 IH3には数字の「3」を割り当て、パネルに設置しました。
これは、信号機 IH1 が「Lunar」、つまり「点灯」(という書き方でいいのだろうか?)状態になった倍に、数字の「1」が表示される、という仕組みです。
ちなみに、テストなので、パネルの見栄えは気にしないで、単に数字を横に並べてみました。
将来的に、入換信号機の進路指示器のように、”重ね合わせて” 綺麗に表示できるようにしたいです。
下図は、信号機 IH1 から IH3 を 点灯させた状態。
一番下の線を本線とし、下から2番目の線を「1番留置線」、一番上を「3番留置線」としています。
赤を現示している小さい信号機は、Signal Mastの設定の際、Basic Modelを選択すると設定される信号機です。ちょっと寂しい感じのする信号機です。
ここで、Signal Groups 設定します。
Signal Groupsの設定するには、メインとなる信号機が必要となります。
考え方としては、メインの信号機に付随する形でなんらかの指示をする信号機をSignal Gropusで作成する、とう事になります。
ここでは、事前に設定したSignal Mastを選択します。
そして、Signal Mastが 「Approach」となる際の進路指示器の振る舞いを、Signal Groupで設定します。
信号機 IH1 から IH3が点灯する為の条件(ポイントの状態)を設定します。
設定が終わったらテストです。
Signal Mast がApproach 現示、つまり、黄色 現示にします(信号機を直接クリック)。
すると、ポイントの開閉状況が内部で検査されます。検査の結果、留置一番線が開通しているので、信号機 IH1点灯条件と合致し、数字の「1」が点灯します。
これで、進路指示器の完成です!
と、先ほどまで、順調に動いていたのですが、なぜか動かなくなりました。。。。
一度稼働した後、画面キャプチャをしたり、設定を確認したりしているうちに、何かを設定をかえてしまったのか? このくらいすぐに治せればいいのですが、その後、色々いじってもだめでした。うーん、なぜだろう?
根本的な使い方が間違っているのかな?
さて、Signal Groupの動きが分かり、進路指示器の作成も出来るようになりました。
しかし、Signal Groupを作るにはSignal Mastを使わなければなりません。
が、私にとって Signal Mastに馴染みがありません。
ここまでやってきたくせに、、、アイコンを自作してLogixで実現させてほうが簡単なような気がしてきました。
終わり。
Signal Groups を設定するには、Signal Mast 以外に、事前に ”信号機”の設定しなければなりません。ここでいう信号機とは、赤・黄・青 の主信号機の事ではなく、進路指示器に相当するものです。例えば、こちらのページにあるこの写真の下の数字を表示している部分のことです。
JMRIの解説ページもありますので、見てみましょう。
http://jmri.sourceforge.net/help/en/package/jmri/jmrit/beantable/SignalGroupTable.shtml
上記、解説ページから抜粋した図をご覧ください。
黄色を現示している信号機の上に、進路が示されています。Signal Groupでは、この進路指示器を信号機として、設定しなければなりません。
この図のように、6つの進路がある場合には、6つの信号機を設定します。
考え方としては、一つの信号機に6つの表示がある、ではなくて、方向一つについて、一つの信号機をわりあてる、ということです。6つの信号機の一つ一つは、一つの進路しか指示できない、ということになります。
(この図は、直進、つまり通過以外に、6つの進路があるという考えて作られています)
私のテストケースでは3つの信号機をセットしました。
それぞれの、信号機の設定は図をご覧ください。
信号機としては、Single Outputを使っています。
理由は、、、これでうまく作動したからです(笑)という、なんとも非論理的な理由です。場当たり的ともいいますね。得意技です。
分岐番号には、パネルには割り当てない仮想分岐を設定しました。
これも試行錯誤の結果です。ですが、本来の使い方ではないような気がしています。
「Lunar」 と「消灯」 の設定ですが、対応する進路が開いた時には「点灯」させ、それ以外は「消灯」させる、という設定にしています。
進路指示器なら、この設定でうまく動いてくれるはず、と思っています。
3つの信号に割り当てた「図柄」です。単純にデジタル数字表示を選びました。
テストですが、簡単な設定でいきます。
信号機 IH1 には 数字の「1」、信号機 IH2には数字の「2」、信号機 IH3には数字の「3」を割り当て、パネルに設置しました。
これは、信号機 IH1 が「Lunar」、つまり「点灯」(という書き方でいいのだろうか?)状態になった倍に、数字の「1」が表示される、という仕組みです。
ちなみに、テストなので、パネルの見栄えは気にしないで、単に数字を横に並べてみました。
将来的に、入換信号機の進路指示器のように、”重ね合わせて” 綺麗に表示できるようにしたいです。
下図は、信号機 IH1 から IH3 を 点灯させた状態。
一番下の線を本線とし、下から2番目の線を「1番留置線」、一番上を「3番留置線」としています。
赤を現示している小さい信号機は、Signal Mastの設定の際、Basic Modelを選択すると設定される信号機です。ちょっと寂しい感じのする信号機です。
ここで、Signal Groups 設定します。
Signal Groupsの設定するには、メインとなる信号機が必要となります。
考え方としては、メインの信号機に付随する形でなんらかの指示をする信号機をSignal Gropusで作成する、とう事になります。
ここでは、事前に設定したSignal Mastを選択します。
そして、Signal Mastが 「Approach」となる際の進路指示器の振る舞いを、Signal Groupで設定します。
信号機 IH1 から IH3が点灯する為の条件(ポイントの状態)を設定します。
設定が終わったらテストです。
Signal Mast がApproach 現示、つまり、黄色 現示にします(信号機を直接クリック)。
すると、ポイントの開閉状況が内部で検査されます。検査の結果、留置一番線が開通しているので、信号機 IH1点灯条件と合致し、数字の「1」が点灯します。
これで、進路指示器の完成です!
と、先ほどまで、順調に動いていたのですが、なぜか動かなくなりました。。。。
一度稼働した後、画面キャプチャをしたり、設定を確認したりしているうちに、何かを設定をかえてしまったのか? このくらいすぐに治せればいいのですが、その後、色々いじってもだめでした。うーん、なぜだろう?
根本的な使い方が間違っているのかな?
さて、Signal Groupの動きが分かり、進路指示器の作成も出来るようになりました。
しかし、Signal Groupを作るにはSignal Mastを使わなければなりません。
が、私にとって Signal Mastに馴染みがありません。
ここまでやってきたくせに、、、アイコンを自作してLogixで実現させてほうが簡単なような気がしてきました。
終わり。
signal mastって腕木式信号機の類いかと思っておりましたが、こういった使い方があるのですね。進路表示器、格好いいですね。こちらのヤードでも作ってみようかと思います。が、確かにLogixの方が簡単かもしれませんね。
返信削除そうなんです、機能がたくさんあるのは分かるのですが、どうにも背景となる考え方がわからない事が多い為、Logixでやるほうが簡単かな?といつも思ってしまいます。
削除Logix で作成しましたら、また記事にしてみますね。