インド西部からジャイプールという都市へ移動中に、またしても踏切に引っかかりました。
周りは迷惑そうにしていましたが、私にしてみたら超くラッキーな出来事です。
さっそく車を降りて、踏切へ向かいました。
踏切の前は車で溢れかえっております。
遮断機が降りていても、地元の人達は普通に渡ります。
こちらの踏切では日常的な光景です。踏切番のおじさんも何も言いません。
左奥の方向を見ると信号機が青!
進路指示器の指示している方向がわかりません。進路指示器の灯火はなくて、直進進路という事なのかな、と勝手に想像しています。
踏切の反対側を見ると、車線に関係なく車が溢れております。
これもインドでは普通の光景です。車線なんて関係ありません。自分優先。強いものが勝つ。
日本の価値観とは全く違います。
踏切の手前側、自分のいる側も、もちろん車で溢れております。
車線なんて関係ない。関係ない。
貨物列車がやってきました。
ドライバーから、”列車の速度が速いから注意しろよ”、と言われてはいたのですが、思いのほか早いスピード驚きました。100km/hに迫る勢いだと思います。
私が驚いた事が一つあります。
路盤がしっかりと整備されていて綺麗なのです。
ニューデリー駅等の構内は本当に汚いのですが、幹線の路盤は綺麗でがっしりとしています。
発展途上国でありつつも、鉄道は非常に重要なインフラで重要視されているのだな、と思いました。
牽引車両数も多く、列車も長いです。
全て通り過ぎるまで見ていたいのですが、車が”臨戦状態”、つまり遮断機が上がったら、我先にと車が動き出すので、車で待機しないと置いて行かれます(笑)
これは、”人間進入するな!”の合図のようです。
もちろん、この踏切にも、踏切番のおじさんがおります。
踏切一か所に、おじさん一人。
インドの定番です。
そういえば、日本でも手回しで遮断機を上げ下げしてましたね。30〜40年前のはなしです。
返信削除インドは新旧のバランスが、ばらばらですが、勢いがあるのはすぐにわかります。今後の発展が楽しみです。
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