2013年3月6日水曜日

電子連動装置の表示制御盤のようなJMRIパネル

以前紹介しましたが、JR東海道線 鶴見駅の貨物線部分の ”CTCパネル”(と呼んでいいのかな?)をPanelProで作成しました。
自分で作っておいて、自己否定するのもお恥ずかしい話ですが、出来上がったもので色々試してみると、、、選択されているルートが”直感的に分からない”のです。


例えば、図1。

東海道 上り旅客線を迂回してきた貨物列車が、鶴見駅で貨物線に転線し、東京ターミナルを目指しているルートと、東海道貨物線を下ってきた貨物列車が、貨物本線を通過して、高島線下りにむかっているルートが、設定されています。

図1
ポイントの開閉状況や、パネル下半分にあるルート選択表示板を見れば、どのルートが選択されているのか明らかですが、”直感的に分かるか?”と自分に問いかけると、「違うなぁ」と答えざるをえません。



図2。
それと比較してみると、やはり”本物”は直感的でわかりやすいですね。

図2
図2の補足解説。先日購入した本 「連動装置」によれば、起動回路の色には次のような決まりがあります。

白: 在線なし
赤: 在線中
黄: 鎖錠中
シアン: 線路閉鎖中


JMRIのPanelProでここまで制御するのは至難の業ですので(理論的には出来ないことはないのですが、非常に面倒)。
そこで、当面は次のような決まりを作ってパネルを作ってみることにしました。

白:線路配置とする
黄:選択ルートとする

これで、選択ルート・非選択ルートを、”直感的にわかりやすい”状態に出来ればいいなと思い、テストをしてみました。


図3。
アイコンは自作します。この、”アイコンが自作できる”といのは、JMRIの強みだと思います。好きなように作成できるので、絵心のある人はコダワリのアイコンが作成できると思います。
私は、それほど絵心がないので、いたって普通のアイコンです。

ポイントはこれまで使っていたサイズの倍とし、選択されている回路を黄色にしてみました。

図3



図4。
直線部分はブロックとして ”配線描く” のではななく、”センサーの線を配線”とします。センサー無効の状態を白、有効の状態を黄色とします。

図4



図5
これらを組み合わせて、テスト的作ったのが図5のパネルです。
選択されているルートが 黄色で表示されるので、非常にわかりやすいです。

欲を言いだすときりがないのですが、、、在線検知にまで発展させた場合、在線中のブロックの色を黄色から赤に変更したいのです。 ですが、これは非常面倒なことになるので、昔の連動制御盤のように赤いランプを数か所設定して表示させることにしようかと思います。(後でテストしてみようと思います)。

図5


図6。
左から駅への到着ルートと、右から駅への到着ルートを、同時に設定した場合。
実際の鉄道では、左右同時に侵入させることは、禁止している場合が多いと、どこかで読んだことがあります。

図6


図7。
右行きのルートが設定されている場合。
このように色が変更されていれば、選択されているルートが一目瞭然、直感的にわかりやすいと思います。(線路の一部が ”選択” 状況になっているのは私のミスです )

図7



図8。
しかし、このやり方だとあっという間に壁に突き当たります。
例えば、この配線の場合。複線と、引き上げ線のある配線を描いてみました。複線は上下線とも本線通過のルートを設定、引き上げ線からは車両が進入ルートを設定しています。

図8


図9。
次に、引上げ線からの車両が、右行き本線に直接進入するルートを設定します。
すると、私のやり方では、赤矢印の所が黄色のまま残ってしまい、なんとも気持ち悪い状況になります。

図9


図10。
さらに、別のルート設定をしてみます。今度は、図9に加えて左行きの列車が側線に入る場合です。同じように、赤い矢印の場所にルート設定されてはいないのですが、黄色が残ってしまいます。

図10

うーん、どうしよう。。。
設定されているルートは分かりやすいのですが、、、。



そもそも、私のやり方は、JMRIの使い方からは逸脱している(?)ので、どうにもなりません。
この辺は、レイアウトパネルと上手に共存しながら解決した方がいいかな、と思っております。
レイアウトパネルには、在線しているレールを赤く表示する機能がありますので。

続く。。。

2 件のコメント:

  1. また、本格的なパネル作成を始められたのですね。とても期待しております。
    ご指摘のとおり、在線部分を赤線にするのはレイアウトパネルでは簡単なんで、
    わたしはそちらしか使っておりません。
    また、本物に似せたパネルを作ってみたところ、抽象的になってしまうせいか、
    うちの運転士(子供)には不評でした。しかし、このように作成されると分かりやすいように思います。やはりデザインセンスなんですね。とても参考になりました。(自分で作るのはいつになることやら)

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    1. 懲りずにまた始めました(笑)仮想空間(PanelPro)で遊んでばかりで、現実空間(模型)ともっとつなげて遊ばないと、と思ったりもしております。
      最終的には、鉄道模型の運転をより楽しくする為に、見た目がシンプルで、かつ、分かりやすいパネルを目指しています。ただ、自動運転までできるようになると、自分でポイント操作をすることも少なくなる(?)ので、PanelPro というよりは、pururuさんのように「レイアウトパネルで全体を俯瞰し、在線検知で、列車位置をきちんと把握する」という事が大事なんだろうな。。。という気もしています。

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